岩峅寺駅 から 上滝線 の折り返しの列車に乗車し、南富山駅 まで引き返しました。

　岩峅寺 13:24 → 上滝線 普通 電鉄富山行き → 南富山 13:45

　次は、富山地方鉄道 の 路面電車（富山市内軌道線） に乗車します。ここでは 富山市内軌道線 と書きましたが、富山地方鉄道 のサイトには、市内電車、あるいは 富山軌道線 といった表記も見受けられます。これらの呼び方は、いずれも以下の5つの路線の総称として使われているものです。

　本線 富山駅前−南富山駅前 3.6km
　支線 富山駅前−丸の内 1.0km
　安野屋線 丸の内−安野屋 0.6km
　呉羽線 安野屋−大学前 1.2km
　富山都心線 丸の内−西町 0.9km

　ですが、これらの路線ごとに、個別に列車が運転されているわけではありません。実際には、

　南富山駅前−富山駅前 → 1系統
　南富山駅前−富山駅前−大学前 → 2系統
　富山駅前−丸の内−西町−富山駅前 （環状線） → 3系統

　と言うように、3つの系統で運行されています。
　私にしてみれば、路線の名前がどうであろうが全区間に乗ればよいわけで、まずは 2系統 で 大学前停留場 へ向かい、そのあと 環状線（3系統） に乗車することにしたいと思います。

　車両は、7000形（7019） です。
　いかにも 路面電車 というような、古びた感じがいいですね。

　14:01、南富山駅前停留場 を発車しました。
　この列車で、終点の 大学前停留場 まで乗っていきます。

　左折します。ここから、先ほど乗車した 不二越線 の車内から見えた、県道43号線 に入っていきます。（（8）を参照）

　写真はありませんが、14:03発 の 堀川小泉停留場 では、女子高生が15人ほど乗車してきました。それまでは空いていましたが、賑やかになってきました。

　この写真では分からないと思いますが、この 西町停留場 のすぐ先の交差点で、富山都心線 の軌道が合流してきました。富山都心線 は、環状線（3系統） の一部をなす路線です。その 富山都心線 にも、あとで乗車する予定です。

　前方から、T100形 がやってきました。この T100形 は、富山市内軌道線 の中では一番新しい車両で、サントラム（ＳＡＮＴＲＡＭ） とも呼ばれています。いわゆる LRT（ライトレールトランジット） の車両で、こちらとはずいぶん違います。

　左折します。
　次は、富山駅前停留場 です。

　富山駅 に戻ってきました。
　この 富山駅前停留場 では、30人ぐらいの方が下車していかれました。あらたに乗車してきた5人の方と合わせ、現在の乗客は10人です。

　富山駅 の目の前を通り過ぎていきます。この↑↑写真で、左の方に写っているのが改築中の ＪＲ富山駅 で、中央に写っているのが 富山地鉄ホテル です。富山地方鉄道 は、鉄道やバスのみならず、ホテル もやっているんですね。

　左へ進む 富山都心線 の軌道と分かれ、こちらは右折します。ここを左の 富山都心線 の方へ進むと、先ほど通ってきた 西町停留場 の交差点のところへ出ます。環状線（3系統） は、この 富山都心線 を通って、ぐるぐる回っているわけです。

　左へ分かれていく、富山都心線 の軌道が見えます。こちらは 複線 ですが、あちらは 単線 です。環状線（3系統） は 一方通行 なので、単線 でよいのでしょう。

　神通川 を渡っています。
　日が当たり、川面が輝いて見えます。

　進行方向左側は、公園（五福公園） になっています。この写真では分かりませんが、野球場 や 陸上競技場 もあるようです。

　大学前停留場 が見えてきました。
　最後は 単線 になって、終点の 大学前停留場 に到着です。

　私の時計でではありますが、14:34、1分遅れ で終点の 大学前停留場 に到着しました。ここまで乗ってきたのは、私を含めて6人でした。細かいことを言うと、富山市内軌道線 のうち、富山都心線 を除く、本線、支線、安野屋線、呉羽線 の4つの路線を一気に乗りつぶしました。

　さて、終点に到着したものの、特に何があるわけでもありません。ここにいても仕方がないので、とっとと折り返そうと思います。というわけで、乗ってきた列車の乗り返し、つまり、14:37発 に乗車し、大学前停留場 をあとにしました。よって、大学前停留場 での滞在時間は、わずか 3分 ということになりました。