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南海電鉄 乗りつぶし (1日目)(2013年8月15日)(12)
(高野線、鋼索線、泉北高速鉄道、南海本線、高師浜線、水間鉄道、空港線、多奈川線)
〜南海本線(4)〜

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 空港線関西空港駅 から、泉佐野駅 まで引き返しました。

 関西空港 14:44 → 空港線 空港急行 難波行き → 泉佐野 14:53

 泉佐野駅 からは、また 南海本線 に乗車しさらに南下していきます。


南海電鉄 南海本線 区間急行 みさき公園行き 泉佐野駅 15:03発

 この列車は 区間急行 ではありますが、急行 なのはこの 泉佐野駅 までで、ここから先はすべての駅に停車していきます。また みさき公園行き ですが、その みさき公園駅多奈川線 に乗り換えようと思っているのでちょうどよいです。
 車両は、7000系6両 です。先ほどまで何回もお世話になった 7100系 の兄貴分の車両で、それだけ製造されたのも古く、Wikipedia によると 1963年 から 1968年 にかけて製造されたそうです。正面から見ると、7100系 と同じように見えますが、車体側面では、

 7000系
  ドア → 片開き
  窓 → 二段上昇式

 7100系
  ドア → 両開き
  窓 → 一段下降式

 といった違いがあります。

 15:03泉佐野駅 を発車しました。


15:04 泉佐野−羽倉崎 間

 先ほど乗車した 空港線下り線 がこちら(南海本線 上下線)の上を越えていきます。一番右の線路は、空港線 上り線 です。
 また、前方に小さくですが、JR西日本 関西空港線高架線 が見えています。この先で、その JR関西空港線 の下をくぐります。


15:05 泉佐野−羽倉崎 間

高架 が終わり、地上 へ降りていきます。

羽倉崎駅 15:05発

15:06 羽倉崎−吉見ノ里 間

 車両基地(羽倉崎検車区) のそばを通過しています。左側に 7100系 が、右側には 7000系 がいますが、この↑↑写真でその違いがお分かりいただけるでしょうか。上の方でも書いたように、車体側面の ドア の形状に違いがあります。また、この辺りで、泉佐野市 を出て 田尻町 に入りました。


吉見ノ里駅 15:07発

 (9)(南海本線(2))のところで、忠岡町日本で一番小さな「町」 と書きましたが、以前は、この 吉見ノ里駅 がある 田尻町 が日本で一番小さな町だったことがあるのだそうです。ですが、埋め立てで面積が増えたことにより、一番ではなくなってしまったわけです。こういうのって、喜ぶべきことなのでしょうか? それとも、残念がるべきことなのでしょうか? つい3日前の 8月12日高知県四万十市最高気温国内最高41.0℃ を記録しました。テレビで見たのですが、それまでの最高記録 40.9℃ を持っていた 埼玉県熊谷市 の人は、記録が抜かれたことを残念がっていました。やはり 「日本一」 というのは、プレミア感があるのでしょうか。
 ちなみに、先ほど行ってきた 関西空港駅 がある 空港島 も、その3分の1ほどは 田尻町 に属しています。空港島 は、北から順に 泉佐野市田尻町泉南市 にまたがっているわけです。今日初めて 田尻町 にやってきたような気がしてしまいますが、実際には、関西空港駅 のホームにいたときに、田尻町 のエリアに入っていたと思われます。


15:08 吉見ノ里−岡田浦 間

 樫井川 を渡っています。
 ここで、田尻町 を出て 泉南市 に入りました。


15:10 岡田浦−樽井 間

樽井駅 15:11発

なんだか昔ながらのという感じがする 駅名標 ですね。

15:13 樽井−尾崎 間

 男里川 を渡っています。と言っても、全然水がありません。ここ最近、雨がほとんど降らないので干上がってしまったのでしょうか? なお、ここで 泉南市 を出て 阪南市 に入りました。


尾崎駅 15:15発

 この駅は 特急 も停車します。私が乗っているのは 区間急行 なので、泉佐野駅 から各駅に停車していますが、特急「サザン」急行 でれば、泉佐野駅 からここまでノンストップです。


15:16 尾崎−鳥取ノ荘 間

難波駅 を出発したころと比べ、車窓の風景もずいぶんと変わりました。


鳥取ノ荘駅 15:16発

 この 鳥取ノ荘駅 があるのは 阪南市鳥取 なのだそうですが、こんなところで 「鳥取」 なんていう地名がでてくると、面喰ってしまいます。やはり 「鳥取」 と言えば、山陰本線 の、つまり 鳥取県鳥取市 の方を思い浮かべてしまう人が多いのではないでしょうか。(もちろん、私もその一人です。) あとで調べたところ、阪南市 のサイトに、鳥取の由来 を記したページがありました。

阪南市
鳥取の由来(2013年5月)
http://www.city.hannan.lg.jp/kakuka/syogai/syogai_s/bunkazai_shokai/bunkazai_arekore/1371512696332.html

 これによると、「鳥取」 という地名は、日本書紀 にまでさかのぼることが分かります。鳥取部(とりとりべ) という、白鳥などの鳥を捕獲して朝廷に献上する専門的な職業が地名の由来になっているわけですが、これは、この 阪南市鳥取 に限らず、鳥取県鳥取市 も含め全国各地の 「鳥取」 の基になっているわけです。今でこそ(特に私なんて)、「鳥取」 と言えば、山陰鳥取 をイメージしてしまいますが、もし日本の歴史がもっと違っていたら、この辺りに 鳥取市 があってもおかしくなかったのかもしれませんね。


15:18 鳥取ノ荘−箱作 間

 この辺り、かなり に近いところを走ります。先ほど乗車した 空港線 は別とすれば、南海本線 では初めて近くに海が見えました。


15:21 箱作−淡輪 間

 せんなん里海公園 のそばを通過しています。このあたりは、海水浴場 もあるんですね。暑い日が続いていますから、海水浴もよいかもしれません。電車も、乗っているだけなら 冷房 が利いていて快適なので、私はそれで充分ですが。


15:22 箱作−淡輪 間

淡輪駅 15:23発

この 淡輪駅 から、岬町 に入っています。

15:25 淡輪−みさき公園 間

 進行方向右側に、観覧車 が見えてきました。あの辺りは、南海 が運営している 遊園地(みさき公園) があるところです。南海 って、遊園地 もやっているんですね。午前中に乗車した 高野線 では、不動産 をやっているのもよく分かりましたし、なかなかがんばっているのではないでしょうか。


みさき公園駅 15:25着

 終点の みさき公園駅 に到着しました。この列車はここまでなので、降りなくてはなりません。ですが、次はこの駅からの 多奈川線 に乗ろうと思っているので、ちょうどよいです。というわけで、多奈川線 に乗り換えます。



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