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札幌 雪まつりじゃなくて乗りつぶし(3,4日目)
(2013年2月10日,11日)(1)
〜札沼線(1)〜

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● 2013年2月10日(日)
No. 発駅 時刻 路線、列車 着駅 時刻 掲載
1 札幌 6:20 札沼線 石狩当別行き 石狩当別 6:58 (1)
2 石狩当別 7:45 札沼線 新十津川行き 新十津川 9:28 (2) (3)
3 新十津川 9:41 札沼線 石狩当別行き 北海道医療大学 10:58
4 北海道医療大学 11:29 札沼線 札幌行き 札幌 12:15
5 札幌 17:12 寝台特急「北斗星」 上野行き     (4)
 
● 2013年2月11日(月・祝)
No. 発駅 時刻 路線、列車 着駅 時刻 掲載
5     寝台特急「北斗星」 上野行き 上野 10:04 (5)

● 2013年2月10日(日)

 おはようございます。
 札幌駅 近くのホテルに宿泊し、2月10日(日) の朝をむかえました。
 乗りつぶし という意味では、今回乗りたかった 札幌市交通局地下鉄市電(路面電車) には昨日のうちに乗ってしまいました。それだけでも充分に満足できるのですが、札幌駅 17:12発寝台特急「北斗星」 に乗って帰ることになっているのでまだまだ時間があります。その時間を利用して、久しぶりに JR北海道 札沼線 に乗ってこようと思っています。私にとって、札沼線 に乗るのは実に13年ぶりのことです。というわけで、午前5時半に起床し、身支度を整え 札幌駅 へ向かいました。


JR北海道 札沼線 石狩当別行き 札幌駅 6:20発

 車両は、735系(3両)+733系(3両)計6両 です。
 なお、札沼線 と書いていますが、正確には 札幌駅 の1つ隣の 桑園駅 までは 函館本線 であり、桑園駅 から先が 札沼線 です。札沼線桑園−新十津川 間 の路線ですが、その途中の 石狩当別駅 までこの列車で行き、そこで 新十津川行き に乗り換えます。また、札沼線 には 学園都市線 という愛称も付けられていますが、個人的には 札沼線 の方がしっくりくるのでここでは正式な名称である 札沼線 で通したい思います。


6:21 札幌−桑園 間

 札幌駅 から 桑園駅 までは、函館本線用 の線路の北側に、独立して 札沼線用 の線路があります。写っているのは 函館本線用 の線路で、あちらは 複線 ですが、こちらの 札沼線用 の線路は 単線 です。


桑園駅 6:23発

 隣の 函館本線用 のホームを、ちょうど 「はまなす」回送列車 が通過して行きました。私は気がつきませんでしたが、札幌駅 からこちらの列車を追いかけてくるような感じになっていたのだと思います。昨日は、この 「はまなす」 に乗って 札幌 までやってきたわけですが、まだ1日しか経っていないのになんだか懐かしいような気がしてしまいます。


6:24 桑園−八軒 間

函館本線 と分かれ、こちらは北へと進んで行きます。

八軒駅 6:26発

 このあたりの地名は、駅名と同じ 八軒 です。1871年のことだそうですが、最初にこの辺りに移住した人たちの家の数が 8戸 だったので、こういう地名になったそうです。この辺りに限らないことですが、当時、北海道 を開拓していった人たちは、そうとう苦労されたのでしょう。
 なお、この 八軒駅 から 複線 になりました。


6:30 新川−新琴似 間

6:30 新川−新琴似 間

 このあたりは、高架線 を行きます。
 また、札沼線 は長年ずっと 非電化 でしたが、札幌近郊の通学・通勤路線として利用者が増えていることもあり、昨年の6月に途中の 北海道医療大学駅 まで 電化 されました。電車 が走るようになって、まだ1年も経っていないわけです。


新琴似駅 6:31発

6:32 新琴似−太平 間

次の 太平駅 までの間に、高架から地上へ降りました。

6:33 太平駅に到着します

6:37 百合が原−篠路 間

篠路駅 6:39発

 札沼線 のうち、桑園−石狩当別 間 が開業したのは 1934年 のことでしたが、当時は、途中にはこの 篠路駅 を含め3つしか駅はありませんでした。それが今では10駅にもなり、それだけ沿線の都市化、宅地化が進んだことがわかります。
 ちなみに、石狩当別駅 までの各駅の開業年を一覧にすると以下の通りです。

 八軒駅 1988年
 新川駅 1986年
 新琴似駅 1934年
 太平駅 1986年
 百合が原駅 1986年
 篠路駅 1934年
 拓北駅 1967年
 あいの里教育大駅 1986年
 あいの里公園駅 1958年
 石狩太美駅 1934年
 石狩当別駅 1934年

 1980年代に開業した駅が、5つもあることがわかります。


同じく 篠路駅

 ホームの隣に、除雪用の HTR600 という モーターカー がいました。
 きっと、夜間などに出動して活躍しているのでしょう。


6:40 篠路−拓北 間

拓北駅 6:42発

6:43 あいの里教育大駅に到着します

ここまで 複線 でしたが、あいの里教育大駅 を出ると 単線 になりました。

6:46 あいの里教育大−あいの里公園 間

ダンプカー がいますが、もしかすると 雪捨て場 なのかもしれません。

6:48 あいの里公園−石狩太美 間

 石狩川 を渡っています。
 ただし、左右ともに 防風柵 があるので、窓から川面は見えません。
 ところで、「いしかり」 と言えば、言うまでもなく1975年から運行された、北海道初 電車特急 の列車名です。ですが、その後 「ライラック」 などを経て、今では 「スーパーカムイ」 になっています。「いしかり」 っていい名前だと思うのですが、もう復活することはないのでしょうか・・。
 なお、この川の途中で 札幌市 を出て、当別町 に入りました。


6:50 あいの里公園−石狩太美 間

少しずつ東の空が明るくなっていましたが、やっと太陽が顔を出しました。

6:51 石狩太美駅に到着します

 先に到着していた上りの 札幌行き が、こちらの到着を待っています。
 この写真ではちょっとわからないと思いますが、その列車は 711系6両 で、しかも前3両は 旧塗装 に復元された S-114編成 でした。

 「あっちに乗りたい!」

 と、条件反射的に思いましたが、そんなことをしたら予定がくるってしまいます。また、そもそも相対式のホームですからすぐに乗り換えられるわけでもなく、そうしているうちに先に発車して行ってしまいました。
 711系 は、国鉄北海道 の路線が初めて 電化 されたときから活躍している車両です。私もずいぶん前に乗ったことはありますが、2014年度に引退することになっており、できることならもう一度乗っておきたい車両です。


6:53 石狩太美−石狩当別 間

6:56 石狩太美−石狩当別 間

6:57 石狩太美−石狩当別 間

 雪しかないような景色が続きましたが、石狩当別駅 が近づくとまた少し街らしくなってきました。まもなく、終点の 石狩当別駅 に到着します。


石狩当別駅 6:58着

 札沼線 は、この先 新十津川駅 まで続きますが、この列車はこの駅が終点です。

石狩当別駅 駅名標

7:45発新十津川行き に乗り換えます。


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