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九州新幹線 全線開通記念 乗りつぶしの旅!(3日目)
(「つばめ327号」 編)(2011年3月12日)(4/4)

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 「つばめ327号」 で、鹿児島中央駅 に着いたのが 8:01
 このあとは、本来なら、12年ぶりに 指宿枕崎線 に乗車し、枕崎駅 まで往復するはずでした。
 また、その復路には、指宿駅 から 観光特急「指宿のたまて箱6号」 にも乗車する予定でした。

 しかし・・、
 昨日の地震の影響で、鹿児島県 の沿岸にも 津波警報 が発令されており、指宿枕崎線 は、運転を見合わせていました。
 駅員さんの話では、「いつ運転を再開するかは、津波警報 しだい」 ということでしたが、昨日の地震の大きさと、津波の被害を考えれば、「今日は無理だろう・・」 ということが容易に想像できました。
 仕方がありません、指宿枕崎線 は、諦めることにしました。

 しかし、そんななか、JR九州 の粋な計らいで、急遽、在来線ホームで、「指宿のたまて箱」内覧会 が行われることになりました。
 時間は、9:40 からの 30分 でした。
 「せめて写真の1枚でも撮っておこう」 と思い、私も喜んで 内覧会 に参加させていただきました。


 観光特急「指宿のたまて箱」 鹿児島中央駅

 この車両は、キハ47 を改造したものです。
 それにしても、斬新なデザインですね。
 ドアの上部からは、白い煙が出ます。
 まさに 玉手箱 ですね。
 車内は、人が多いのであまり撮れませんでした。
 未練がましいですが、「この席に座るはずだったんだよな」 と思いながらシャッターを押しました。

 幻になってしまった「指宿のたまて箱」の指定席券(左)

 JR九州 の計らいで、「指宿のたまて箱」 の写真を撮ることもできました。

 さて、このあとどうするかですが・・、

 鹿児島市内のどこかで時間をつぶし、予定通り、今日は 鹿児島中央駅 近くのホテルに宿泊することも考えました。
 本来なら、明日は、熊本 に立ち寄り、熊本市交通局(市電) と、熊本電鉄 を乗りつぶす予定でした。
 しかし、いろいろ考えた結果、今回は、九州新幹線 に乗車したことで満足し、予定を切り上げ、今日のうちに帰ることにしました。
 “残念” といえばたしかにそうですが、私だって、早く帰って家族の顔を見たくなるときもあるのです。
 ホテルはキャンセルし、帰りの 新幹線 の切符は、今日の列車に変えてもらいました。
 そして、10:30発「さくら558号」 で、鹿児島中央駅 をあとにしました。


 桜島 (鹿児島中央駅 の新幹線ホームより)

 「さくら558号」 新大阪行き 鹿児島中央駅 10:30発

 車両は、N700系7000番台JR西日本所属S3編成 でした。

 10:53

 つい3時間ほど前に見た景色が、巻き戻すかのように流れていきます。
 車内
 11:58

 昨日乗車した、西日本鉄道 天神大牟田線 の上を越える地点です。
 ちょうど、3000形 が通過していきました。

 博多駅 12:02着

 この列車は 新大阪行き ですが、私はここで 「のぞみ」 に乗り換えます。


「のぞみ32号」 東京行き 博多駅 12:30発

九州新幹線 さくら弁当 (1150円)

博多駅 で購入した 駅弁 です。
 「さくら」 のはずなのに、車体が真っ白なのはご愛嬌でしょうか。


 12:47

 小倉駅 を発車しました。
 九州 ともお別れです。

 さすがに昨日の疲れもあり、途中、しばらくウトウトしてしまいました。
 そんなこともあり、新横浜 まであっという間でした。


 17:04

 新横浜駅 まで、あと10分ほどです。

新横浜駅 17:14着


 今回の旅は、これで終わりです。
 予定を切り上げ、1日早く帰ってくることにはなりましたが、メインイベントだった、九州新幹線 には乗車しましたし、この以上を望むのは贅沢というものでしょう。
 無事で元気なのはわかってはいましたが、帰宅後、家族の顔を見ると、ホッとするものがありました。
 今回、乗れなかった 「指宿のたまて箱」 や、熊本電鉄 などには、またいずれ機会を見つけて乗りに行きたいと思います。

 今回の旅行では、新たに下記の路線を乗りつぶしました。

 九州新幹線 (博多−新八代)
 西日本鉄道 全線
 福岡市営地下鉄 空港線 (博多−福岡空港)、箱崎線、七隈線
 甘木鉄道

 その結果、私の 未乗路線 は、事業者の数 で 62、距離では 1928.8km となりました。

 いつになるかはわかりませんが、日本中の鉄道の “完乗” をめざして、これからも 乗りつぶし にはげんでいきたいと思っています。
 ここまでお付き合いくださったみなさま、ありがとうございました。
 またいずれ、どこかへ出かけるときもあるかと思います。
 そのときはまた、どうぞよろしくお願いいたします。m(_ _ )m

 −終わり−



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