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成田エクスプレス vs 京成スカイライナー 乗り比べ!
(2011年1月1日)(2/2)

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 さて、次はいよいよ 成田スカイアクセス を乗りつぶします。
 昨年7月に開通した区間に乗車するのは、これが初めてです。
 というわけで、13:59発 の 京成電鉄 「スカイライナー22号」 に乗車しました。


 京成電鉄 成田空港駅 改札口

 京成電鉄 の改札口は、京成本線(青)と、成田スカイアクセス(オレンジ)で、自動改札が分かれていました。

京成電鉄 成田空港駅 4番線

 「京成スカイライナー」 京成上野行き 成田空港駅

 この写真は、1本前の 「スカイライナー20号」 なのですが、実際に乗車した 「22号」 は、いい写真が撮れなかったので、こちらの写真を使わせていただきます。m(_ _ )m

 スカイライナー のロゴも、なかなかカッコイイですね!

 デッキには、やはり 荷物置き場 がありました。

 車内と座席(7号車)

 シートピッチは、1,050mm です。
 成田エクスプレス(E259系) よりも、30mm 広い です。

 成田エクスプレス では、肘掛コンセント がありましたが、スカイライナー では、座席下の支柱 にありました。

 デッキと客室を仕切るドアの上部には、モニター が設置されています。


 空港第2ビル駅 14:03発

 14:05

 JR成田線堀之内信号場 を通過
 14:05

 JR単線並列 の区間です。
 ぐんぐんスピードを上げていきます。
 14:06

 空港第2ビル駅 を一瞬早く出発した、JR快速電車 をあっという間に追い抜きました。
 14:07

 JR の線路が分かれていきました。
 14:07

 昨年7月に開業した区間を走行中です。
 160km/h で走行していると思われます。
 14:08 成田湯川駅 を通過

 この 成田湯川駅 は、昨年7月に開業した駅です。
 14:09

 成田湯川駅 からは、複線 になりました。
 まだまだ、160km/h で爆走中です!

 ドア上部のモニターには、運転室からの映像が映し出されていました。この区間は、スカイライナー の見せ場なのでしょう。

 14:11

 印旛日本医大駅 が近づき、スピードが落ちてきました。
 14:11 印旛日本医大駅 を通過

 この時点で、昨年7月に新しく開業した区間の 乗りつぶし を達成しました。

 印旛日本医大駅 から 京成高砂駅 までは、もともと 北総鉄道 として運行されている区間です。この区間は、以前にも乗車したことがあります。

 14:11 
 14:17

 速度は落ちましたが、それでも 最高130km/h で運転しています。
 14:21
 14:27
 14:28

 京成高砂駅 付近

 京成高砂駅 の手前からさらに速度が落ちました。新幹線在来線 に乗り入れたような感じがしました。


 14:34

 (左から)常磐線つくばエクスプレス日比谷線 の線路を一気にまたぎました。
 日暮里駅 14:39着

 半分以上の方が、こちらで下車しました。
 14:40

 山手線京浜東北線東北新幹線東北本線常磐線 の線路を一気にまたぎました。

 京成上野駅 14:44着

 京成上野駅 では、新旧の スカイライナー が並ぶ姿を見ることができました。

 成田エクスプレス よりも、乗車した距離も短いためか、はたまた新線区間での高速運転のためか、あっという間に 終点 の 京成上野駅 に到着した感じがしました。
 とくに、新線区間でのスピード感は、とても印象に残りました。

 さて、成田エクスプレス と、スカイライナー と、1日のうちに両方に乗車したわけですが、行きと帰りで変化があって面白かったです。
 成田エクスプレス は、JR東日本 の路線網を活かして、始発駅を多様化し集客にはげみ、それに対して スカイライナー は、スピードで対抗する、という構図がよくわかりました。
 もし、また 成田空港 へ行くことがあったら、成田エクスプレススカイライナー のどちらを利用するか、とても悩ましいのですが、それはそのときの楽しみにとっておくことにしたいと思います。

 今日、両方の列車に乗車してみて、「今後も競争しあい、そしてお互いに良い影響を与え合い、より多くの人たちに愛される列車であり続けてほしい!」、そう思いました。


〜チケットレスサービス について〜

 今回乗車した、成田エクスプレス京成スカイライナー“チケットレスサービス” についてご紹介したいと思います。
 通常、新幹線や特急列車などに乗車する場合、窓口などで切符を購入してから乗車すると思います。
 ですが、この 成田エクスプレス京成スカイライナー では、それぞれ チケットレスサービス が利用できます。

 詳しくは、下記リンク先をご参照下さい。

JR東日本・えきねっと
ケータイならN'EXの指定席がチケットレス!
http://jreast.eki-net.com/nex_ticketless/

京成電鉄
スカイライナーインターネット予約サービス ご利用案内
http://www.keisei.co.jp/keisei/tetudou/srweb/guide.html#ticketless

 この チケットレスサービス は、携帯電話 から 指定席の予約・購入ができ、そのまま(紙の切符と引き換えることなく)乗車できてしまう、という優れものです。
 今回は、私も実際に、成田エクスプレススカイライナー ともに、この チケットレスサービス を利用してみました。
 その感想などを簡単に記したいと思います。

■1.実際に利用してみて・・

 駅に行かなくても指定席が購入できますし、なんと言っても、乗車前に窓口などで紙の切符と引き換える必要もありませんでしたので、その点はとても便利でした。
 また、携帯電話 の画面上で、シートマップ を確認しながら好きな座席を選ぶこともできますので、あえて空いている号車を選択して席を選ぶこともできました。
 乗車中は、車掌さんの検札も省略されました。つまり、切符、あるいは、携帯電話の提示を求められることもありませんでした。
 成田エクスプレス は、チケットレスサービス を利用したので、通常より 200円引き になりました。ちょっと得した気分になりました。

■2.少々注文をつけさせていただくと・・

● 成田エクスプレス
 予約は、携帯電話からのみ可能です。
 それに対し、スカイライナーは、パソコンサイトからの予約も可能です。
 パソコンサイトからの予約に対応すれば、操作性が向上すると思われます。

● 京成スカイライナー
 携帯電話で予約する場合のシートマップが、進行方向に向かってABCD列の向きが逆になっていました。
 成田空港から京成上野駅へ向かう列車の場合、進行方向左側がA列ですが、携帯電話でのシートマップでは、進行方向右側がA列のように見えます。(これは改善した方がよいと思います)

 と、こんな感じです。

 注文を付けたい点もありますが、全体としては 「うまくできているなあ」、と感じました。
 今はもう、携帯電話 を持っているのが当たり前の時代ですから、今後は、成田エクスプレススカイライナー 以外にも、こういうサービスが広まっていくのかもしれません。
 もし、成田エクスプレス や、スカイライナー をよくご利用になる方で、まだ チケットレスサービス を利用したことがない、という方がいらっしゃいましたら、一度、お試しになってはいかがでしょうか。



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